SNS動画やWebCMなど、近年のビジネスでは映像を利用したマーケティングが増えています。テキストや静止画に比べて多くの情報を伝えやすく、高いマーケティング効果を期待できることが、映像を採用する理由です。
一方でテキストや静止画と異なり、制作には高度なスキルが必要になります。動画を撮影するだけではカメラのブレや雑音などが原因で、ターゲットにとって見づらい映像となります。撮影のスキルや、編集のスキルが求められます。このため、動画マーケティングで利用する映像制作は、専門の会社に依頼する企業が大半です。
要点を押さえたヒアリングシートを作りましょう
どれほどのスキルを持つ映像制作会社でも、クライアントが望む内容や映像制作の目的、予算などが分からなければ、希望に沿った映像を制作できません。希望に沿った映像制作をしてもらうために大切になるのが「ヒアリングシート」です。
ヒアリングシートは、映像制作会社に対して、クライアントが希望を伝えるために作成します。映像制作会社は、ヒアリングシートに記載された内容をもとに、映像制作をしていくことになります。
具体的に記載する内容は、「5W1H」に基づいて考えます。
【Why:なんのために(制作の目的)】
認知度の向上、利益アップ、新規顧客の獲得など、映像制作の目的を記載します。目的に応じて、訴求力がある適した内容が異なるためです。
【Who:誰に(ターゲット)】
男性、女性、子ども、高齢者など、ターゲットを記載します。具体的なほど、よりターゲットの関心を引きやすい動画が完成します。
【What:何の(内容)】
商品やサービスなど、映像の中で取り上げる内容を記載します。また、どのような魅力を前面に押し出したいのかも記しておきましょう。
【Where:どこで(配信するシチュエーションや媒体)】
自社サイトや無料の動画サイト、SNSなど、映像を配信するシチュエーションや媒体を記載します。制作する映像の時間や、音声の有無などに関わります。
【When:いつ(配信する時間帯)】
映像を配信する時間帯を記載します。ターゲットと密接に関わっており、時間帯によって、どんな人が映像を目にするかが変わります。
【How:どのように(伝え方や予算)】
CGを用いる、アニメーションを使うなど、どのような伝え方をするのかや、どれほどの予算での制作を希望するかを、こちらに記載します。
5W1Hの要点を押さえたヒアリングシートを作ることで、希望に近い映像を、予算内で制作してもらえます。
ただし、ヒアリングシートだけでは必要事項をすべて伝えきれるとは限りません。可能であれば、直接打ち合わせができる映像制作会社に依頼しましょう。打ち合わせがあれば、テキストでは伝えづらいことを、イラストや身振り手振りで伝えられます。
東京のエポックル株式会社は、対面に加えてオンラインでの打ち合わせにも対応している映像制作会社です。東京以外にあるエリアでも依頼ができますので、気軽に問い合わせてみてください。豊富な経験を活かして、希望に沿った映像制作をしてくれます。