マーケティングの一環として役立つ企業イベント

たくさんの企業や団体が趣向を凝らして行っている数々のイベントは、マーケティング活動のうちの1つです。イベントを考えるとなると目新しいアイデアを生み出すことに意識が傾きがちですが、そもそもなぜイベントを行うのか?という目的を見失ってはいけません。

企業が行なうイベントのなかで最も多いのが商品の販売促進を目的にしたもの。対象となる商品の属性や企業内での位置付けなど、さまざまなことを踏まえた上で企画・実行すれば大きな効果が見込めます。そしてもう1つ期待できる目的がブランディング。ブランディングときくと新聞広告やテレビCMなどのマス広告を出したり、新しいロゴマークやスローガンをつくったりということを思い浮かべるかもしれませんが、イベントもブランディングに大きな影響を及ぼします。

イベントを実施する機会の多い企業や団体は、それだけエンドユーザーと接点を持つ機会も多くなります。そのため、イベント1つで良くも悪くも企業や商品のイメージが大きく変わってしまう可能性も考慮しなくてはいけません。単純に見栄えがいいからという理由だけでイベント企画を採用してしまうと、マイナスの影響が出かねません。企業や商品のイメージ、めざすべき方向などをきちんと固めた上で企画しましょう。

例えば車のように値段が高く、さまざまなお店を見てまわるような商品の場合、イベント参加者にじっくりと商品を見てもらったり、しっかりとした説明ができるスペースを確保したり、簡単に案内ができるパンフレットなどを用意する必要があります。反対に、渾身の新商品やそれに伴った大々的なキャンペーンを行う場合は、イベントの雰囲気も盛り上がるものにするといいでしょう。ダンサーを呼んで華やかなステージを行うのもいいかもしれません。ダンスプロダクションであるヒップジャイブでは、長年のノウハウを活かして柔軟にダンサー派遣を行っています。目的をはっきりとさせて行えば、こういったイベントは強くインパクトを残せます。そして企業の知名度アップや商品の売れ行きにもプラスに働くはずです。